効果にこだわり原因別アプローチへ
プラシムではお悩みの症状を【原因まで分析】して原因ごとにリハビリの内容や方向性を決定します。
例えば脳卒中後の「動かしにくい・感じにくい」はあくまで症状で、その原因は多岐にわたり麻痺以外にもあることがあまり知られていません。
「動かない(感じない)から自分は麻痺がある」と思いがちですが、高次脳機能障害をはじめ麻痺以外にも原因がありリハビリで改善できる可能性は十分にあります。
改善の可能性を可能な限り高めるためにも、原因を見極めてリハビリを行うことが重要です。
・脳損傷の程度や損傷部位
・感覚障害の種類
・高次脳機能障害の影響
・痛みの有無
などに加えて年齢、性別、環境など様々な要因をプロの目で分析するのがプラシムの原因別アプローチです。
あなたが出来ない原因を見極めて、適切なプログラムでリハビリを行います。
そんな原因をプラシムでは3つに分類してリハビリを進めていきます。
Features
症状の原因を3つに分類したリハビリプログラム
疾患特異的
二次的な原因
学習による癖
1.疾患特異的:ご病気が原因となる症状
ご病気を発症したことが原因の症状には、各疾患で効果が認められている(論文で効果が報告されている)方法でアプローチします。
例えば脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)が原因の症状は、
・運動麻痺、感覚麻痺
・しびれ
・めまい
・痙縮
これらが分類され、プラシムのプログラムには次の方法があります。
◯ 認知神経リハビリテーション
認知神経リハビリテーションはイタリアで発祥したリハビリの治療理論の1つです。
プラシムの理学療法士の中にはイタリアで直接研修を受けたスタッフもいて病院ではなかなか受けられない本格的なリハビリを実践しています。
リハビリの例
動作改善に必要な運動学習を促すために、感覚に集中し問いに回答する形で思考しながら進めていきます。
専用の道具を使用して、自分では気付けない身体や運動の癖に気付くことで「どうすればもっと楽に、上手く動けるか」「どうすれば出来るようになるのか」を学習していきます。
訓練に効果が実証されているイメージを用いるため、改善効果も期待できます。
さらに「患者自らが思考する」ことで改善をしていくため、脳卒中後の高次脳機能障害にも対応しやすく【言語・身体】という垣根を超えた全体的な施術が行えます。
◯ 高次脳機能障害への専用の道具・教材を用いたアプローチ
失語症以外にも、手や足の動きに影響する高次脳機能障害があることが研究からわかっています。
専用の検査や評価を行いできない原因を分析した上で、高次脳機能障害へのアプローチが必要な場合は専用の道具や教材を使用して行います。
2.二次的に生じる症状
麻痺や痛みがある中で生活していると体には必ず負担がかかります。
また病前と比べて活動量が減ることで様々な問題が生じます。
二次的に生じた症状として、
・持久力、体力の低下
・手足のむくみ
・筋量の低下
・注意機能の低下
・イメージ能力の低下
がありご病気が原因の症状と複雑に絡まり合って動きにくさを引き起こします。
二次的な症状にはプラシムのプログラムでは次の方法があります。
◯ 物理的な刺激を用いたコンディショニング
専用の道具に加え、市販の機器を使用して電気刺激や振動刺激を用いて行います。
痛みや筋緊張異常、また運動麻痺まで幅広い症状に効果が期待できます。
市販の機器を使用することでご自宅で自分だけでも行えるため自主トレーニングとして継続的しやすい方法です。
3.癖
様々な原因で生じる症状が見られる中で生活をしていると、自分なり(自己流)の動き方が染み付いていきます。
プラシムでは【動きの癖】に分類して動作学習を目的にプログラムを組みリハビリを進めていきます。
癖が見られやすい症状として、
・上肢を動かす時の肩の力み
・立ち上がる時に健側に体重が片寄る
・歩く時の分回し様の振り出し
・感覚障害の負の学習
などがあり個別性が非常に高い部分になります。
癖が影響している症状にはプラシムのプログラムでは次の方法があります。
◯ バランス練習
獲得したい動作に合わせた施術を行います。
・ 前庭系を中心とした平衡機能
・ 足の裏の感覚と足関節の運動
・ 視覚・体性感覚の感覚統合
・ 深部感覚などの固有感覚
バランス能力向上に必要な機能を1つずつ評価しアプローチします。
◯ 実動作練習
セラピストが介助しながら実際に動作を行うことで、動作に必要な筋力や感覚の獲得や動作方法の学習など幅広い効果が期待できます。
自主トレーニングとの親和性も高いため、施術の効果を持続し生活に汎化する効果もあります。
特に屋外歩行や通勤練習など1時間では収まりきらない練習は自費リハビリでしかできません。
また環境を設定し練習することでより高いリハビリ効果が期待できます。
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