この記事は、
「自費リハビリについて知りたい」
「保険適応(主に介護保険)のリハビリとの違いについて知りたい」
人向けの記事です。
私がパイオニアとして約10年以上働いている【自費リハビリ】ですが、そもそも病院やデイサービスなどで行うリハビリとは何が違うのでしょうか?
インターネットで調べると、今では自費リハビリを病院が行なっていたり介護施設が行っていたりとさまざまで、民間の企業も行なっています。
私が自費リハビリで働き始めた10年前は数えるくらいしかなかった自費リハビリですが、現在は全国に200以上の施設があります。
この記事では、保険適応のリハビリの現状から自費リハビリの紹介までを書いています。これから自費リハビリを受けようと考えている方が、納得のいくリハビリを受ける一助になれば幸いです。
保険内のリハビリの現状
リハビリテーション(以下、リハビリ)は、病気や怪我をした後に行うこと全般を指します。普段も使われる用語で、とても身近になってきています。
リハビリは病院で行うイメージがあり、理学療法士(Physical Therapist:PT)や作業療法士(Occupational Therapist:OT)、言語聴覚士(Speech Therapist:ST)が専門家です。
病院のリハビリは、医療保険が使用できるため決められた割合の金額を負担すれば実施できます。また疾患(病気)の種類によって金額が変わるのも特徴です。(図1)
もう1つの特徴が、保険適応の期間が決まっている点です。例えば脳卒中などの脳血管疾患では、脳卒中と診断された日から180日を超えると、医療保険を使用してのリハビリが行えなくなります。

保険内のリハビリのポイント
保険が使用できるため一部負担でリハビリが受けられる
疾患によってリハビリの金額が変わる
疾患によってリハビリができる期間が決まっている
もし期間を超えてもリハビリを続けたい場合はどうすれば良いのでしょうか?
自費リハビリがなかった時代では、【リハビリをもっとしたいのにできない】選択肢がない状態でした。
リハビリの選択肢がないことは、脳卒中の後遺症では大きな問題です。
脳卒中の後遺症は、回復期の病院(リハビリ専門病院)でリハビリができる180日間(今では100日を切る短さの病院が多くなってきています)では満足のいく改善ができない場合が多いんです。
しかし自費リハビリが浸透する前は、病院のようなマンツーマンでのリハビリができる【場】すらない状態で、生活期においては介護保険でのリハビリに頼らずを得ませんでした。
介護保険のリハビリとは、デイケアや訪問によるリハビリを指しています。
病院で実施していた医療保険でのリハビリが退院で終了した後に、週に1〜2回ほど行います。
介護保険のリハビリは内容・質・量・頻度すべてにおいて不足していると感じる人が多い問題があります。自費リハビリの現場では、介護保険のリハビリでは改善を実感できないとの声をよく耳にします。
介護保険のリハビリのメリットとデメリットについてはこちらをご覧ください。
こちらも合わせてご覧ください
自費リハビリの役割
ここまで紹介しました介護保険でのリハビリの課題を解決すべく始まったのが、自費リハビリです。
実際にデイサービスの利用者からあがった、【もっとリハビリしたい】【マンツーマンで質の高いリハビリをしたい】という声を元にしています。
自費リハビリの施設は、理学療法士や作業療法士とマンツーマンでトレーニングすることができる施設をイメージしていただけるとわかりやすいです。
広義でのリハビリとも言えるサービスで、医療行為ではないため保険の使用はなく、全額実費で行うためトレーニングジムと同じ立ち位置になります。
自費リハビリの役わりで重要なのが、
【保険リハビリではなく自費リハビリを受けた方が良い訳ではない】
点です。リハビリにはそれぞれ役割があり、自費リハビリは保険内のリハビリに満足していない人向けのサービスです。
実際、自費リハビリを利用されている方の多くは、保険内のリハビリと自費リハビリを併用して行っている人がほとんどです。
このようにリハビリを必要としている方のために始まった【自費リハビリ】ですが、今後増加していくことが予想されます。
自費リハビリの金額は、開始当初は図1の点数をもとに設定されていましたが、提供するリハビリの質やサービス内容の違いから、価格帯が幅広くなっていきています。
多くの所が1回目は無料で体験できるので、いろいろなところのリハビリを体験して自分に合ったリハビリを探すのも大切です。
Plusimでは、約10年の自費リハビリの経験を活かし、目標を達成するためのプログラムをパーソナルに作成し実施します。また、リハビリの効果を最大化するための自主トレーニングもお出ししています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。