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自主リハビリはとても大切

みなさんこんにちは。理学療法士の唐沢です。
私が保険外で11年間リハビリを行ってきてとても大切なポイントだと感じるのが【リハビリ以外の時間の過ごし方】です。

回復期では1日2〜3時間のリハビリを毎日行いますが、回復期病院を退院した後は週に1〜2時間の介護保険でのリハビリへと量が激減します。
脳卒中の後遺症は、回復期病院に入院する数ヶ月間のリハビリだけでは十分な改善は難しく、ご自宅や施設へと退院した後もリハビリが必要な人が多くいらっしゃいます。
また大腿骨頚部骨折などの骨折でも歩きにくさや痛みが残ってしまう方も多くいらっしゃいます。

ですが回復期病院を退院した後もたくさんリハビリしたい!と思っても…実は保険制度ではそれが難しいのが現状です。
つまり専門家である理学療法士や作業療法士、言語聴覚士によるリハビリを受けられる時間は限られてしまい、週数回のリハビリでは時間が空いてしまい効果が持続しません。
そこで重要になるのが【自主リハビリ】です。

【自主トレ】ではなく【自主リハビリ】

一般的に自分で取り組む練習は【自主トレ】と表現することが多いですが、プラシムでは【自主リハビリ】と呼んでいます。
自主トレは「何かを鍛える」イメージが浮かびやすいですが、プラシム自主リハビリは鍛える内容だけではなくリハビリの復習や予習、また運動以外のメニューなど「自主リハビリで改善できる」を大切にメニューを考えてお出ししています。
実際にプラシムのご利用者様の中でも自主リハビリに取り組んでいただくと、次のリハビリまでの間で改善することもあり自主リハビリの重要性を実感しています。

つまりただ運動する、ひたすら繰り返すのではなくポイントをおさえて丁寧に考えながら行うことが自主リハビリの最大のポイントになります。

なぜ自主リハビリが大切なのか?

回復期病院に入院中と退院後では環境が大きく変わります。
例えば、リハビリの頻度が少なくなり時間も短くなります。
また環境が整っている病院から自宅へ退院するとリハビリが中心だった生活から日常生活へと大きく変化します。

これらの変化によって人の身体や脳にはさまざまな問題が生じてきます。

では実際にはどんな問題があるのでしょうか?

生活期リハビリの問題点

1. 生活の動作でついた癖が身体に悪さをする
2.リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

詳細と解決策をご説明していきます。

1、生活の動作でついた癖が身体に悪さをする

回復期病院を退院すると入浴やトイレなど様々な生活動作を自分で行う必要があります。
病院では段差がなく十分な広さがあり看護師がいてくれるなど環境が整っているため安心して行えますが、退院してまもなくは慣れていないことや緊張もあり自己流でのやり方になってしまいます。

この自己流でのやり方が脳に癖として染み付いてしまい、リハビリの効果を下げてしまうケースが見られます。

癖は繰り返せば繰り返すほど染み付いてしまいます。
これは人は動くことで運動を学習しているためです。
慣れもその1つで、初めて行う動きは意識して行いますが慣れてくると徐々に無意識で行えるようになります。
つまり行う頻度が高ければ高いほど学習が進み、無意識で行えるようになります。
日常生活で行う動作(トイレや食事、入浴など)は毎日行うためどんどんやり方が染み付いていきます。
この染み付いたやり方をリハビリで改善する時には生活期ならではの難しさが生じます。

解決方法

まずはリハビリの中で自分の生活動作に【どんな癖が付いているのか】を知ることからスタートします。
・歩いている時に足が力んでいる
・食事の時に体幹が傾いている
・立つ時に体重が片方に片寄っている

このような癖は自分だけでは気付くことが難しくリハビリの中で知っていく必要があります。
その癖の治し方をリハビリで学習し自主リハビリで継続して練習することがとても大切です。
さらに日常生活内で気を付けるポイントを教えてもらうことで癖が出ないように生活ができて改善していくことができます。

2、リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

1でも書いた通り動作を学習するためには回数が重要です。
繰り返し正しい動作を行うことで学習が進んでいきます。
ですが生活期では毎日リハビリを行えることが少なく、リハビリで感じた効果が長続きしないことがほとんどで前回のリハビリの効果がなくなっている感じです。

解決方法

やはりここでも自主リハビリが重要です。
リハビリの中で自主リハビリの【重要なポイント】を1つ覚えておいて、1人で行うときに思い出しながら自主トレを行います。また、自主リハビリは日常生活に取り入れられるものがベストです。1日中リハビリのことを考えているのは無理ですし、自主トレの時間をわざわざ作るのも長続きしません。なので、「トイレの時」「夜寝る時」「食事の時」など、1日の中で限られたタイミングで必ず毎日行うことと組み合わせると良いです。

自主リハビリはプラシムの強み

生活期での改善にはリハビリを継続することが大切です。
その時に自主リハビリはリハビリの量が少ない生活期で大きな意味を持ちます。
リハビリで覚えたことを自分のものにするために、ぜひ自主リハビリを行なってみてください!
プラシムでは10,000件を超える施術実績をもとに今のお身体の状態に適切な自主リハビリをお教えすることで、リハビリ効果の最大化を目指しています。
自主トレから自主リハビリへ。ぜひ1度後体験ください。

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