リハビリテーションは継続することが大切ですが、長い間意欲を保つことは想像以上に難しく意欲の低下は【改善を諦める】ことに繋がりかねません。ではリハビリの意欲につながる要因とはなんなのでしょうか?自費リハビリの現場での経験と研究結果をもとに説明していきます。
リハビリの意欲
リハビリテーションは辛いもの…
病気や怪我をして精神的に最も辛い状況から開始されるリハビリテーションは決して楽ではありません。ですがリハビリは昔の様に歯を食いしばって痛みや恐怖を我慢して行うものではなくなってきています。実際無理して動くことのデメリットもさまざまな研究で明らかになってきています。
リハビリは継続して行うことが重要です。それも1週間や1ヶ月ではなく、半年や数年と長い期間継続することが求められます。そのためリハビリに対する【意欲を出す動機づけ】が必要になります。
病院を退院した後のリハビリではこの意欲が特に重要で、リハビリを継続するためには強い意志と動機付けが必要です。つまり【リハビリに求めるものは何か】を患者側と医療者側で共通認識を持つことが大切になります。
では動機付けの要因は何なのでしょうか?
動機づけTOP3は共通だった
Oyakeらによるとリハビリの意欲の動機付けの要因TOP3は、患者側と医療者側で共通していたとのことです1)。
1位 回復の実感
2位 明確な目標設定
3位 患者の生活に関係する訓練
以上が動機付けの要因トップ3です。リハビリに関わる医療職の人は納得出来ると思います。一方で患者側では、医療側と比べて良い多くの要因があったそうです。つまり個人差が大きく人それぞれの動機付けがあることになります。
回復の実感の難しさ
リハビリにおいて回復を実感できる場面は色々あると思います。特にリハビリ病院(回復期)に入院している間は日に日に体が変化するし、出来ることが増えていくため回復を実感できる人も多いです。
ですがリハビリ病院を退院した後は、状態は安定しリハビリをしても思い通りに改善しないことが多くなり回復の実感が難しくなります。つまりリハビリの意欲を高める最大の要因である改善の実感ができなくなり、リハビリを行わなくなったり諦めることが増えてしまうことになります。
そこで自費で専門的なリハビリを行なっているプラシムのリハビリプランでは、自分のお体や高次脳機能障害の変化を実感できる様に様々な工夫を行っています。
まずは自分の症状が適応かをお気軽にご相談ください。
参考文献
1)Kazuaki,o. et al.A multicenter explanatory survey of patients’ and clinicians’ perceptions of motivational factors in rehabilitation.Communications Medicine 3, Article Number :78 (2023)
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