こちらの記事では、公的保険(介護保険と医療保険)で行える訪問リハビリと近年急増している自費(保険外)の訪問リハビリそれぞれを比べながらメリット/デメリットをご紹介しています。
現在回復期病院に入院中で退院後のリハビリを探している人やもっとリハビリがしたいけど出来るところがない人にオススメです。ぜひご参考ください!
『保険外・自費』のリハビリって?
脳卒中や骨折による後遺症では多くの場合でリハビリテーション(以下、リハビリ)を行います。
病院で行うリハビリは医療保険を使用して行い、デイケアや訪問看護ステーションなどから派遣される訪問リハビリは介護保険を使用して行います。
この【公的保険】を使用して行うのがリハビリとされていて、10年前までは患者さんには保険でのリハビリ以外に選択肢がありませんでした。
ですがこの公的保険のリハビリには量や質などの課題があり、【リハビリ難民】と言われるリハビリをやりたいのに出来ない人が大勢います。
そのリハビリ難民を救うべく新しい選択肢として始まったのが【自費】で行うリハビリです。
公的保険のリハビリに+αで行いたい人たちにとっては、選択肢が増え非常に大きな出来事だったと思います。
ここで大切なのは、
1. 保険と自費リハビリどっちが良いのか
2. それぞれどう利用するのが良いのか
です。これらをメリットとデメリットを理解しながら紹介していきます。
『保険』を使用した訪問リハビリのメリットとデメリット
ますは公的保険でのリハビリについてご紹介します。
これらは一般的な情報になりますので、現在利用しているリハビリとは異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
メリット
1.医療保険や介護保険を使用しているため、負担額が安く済む(20分で1割負担額334円)
2.ケアマネージャーがスケジュールなどのプランを組んで実施できるため安心
3.看護師と連携して行えるため体調の変化に対応しやすい
デメリット
1.週の利用回数や1回のリハビリの時間に限りがある(最大で1回20分、週6回まで)
2.リハビリ以外のサービス(訪問看護やヘルパー)を使用していると点数が足らず、リハビリができないことがある
3.疾患に詳しくない療法士が担当になってしまうことがある
保険を使用した訪問リハビリは、介護のチームで行う安心感と一部負担による低価格が最大のメリットです。
一方でリハビリの内容については、身体機能や運動能力の【維持】が目的となることが多いです。
これは介護保険のリハビリが【維持期】なため全く問題はありませんが、改善したい人にとっては物足りないと感じてしまいます。
また訪問リハビリの使用頻度や回数に制限があり、人によってはリハビリそのものが出来ないこともあります。
このデメリットが、【リハビリ難民】と呼ばれる人たちを作り出した大きな要因です。
【自費】の訪問リハビリのメリット・デメリット
メリット
1.利用頻度や時間に制限がなくやりたいだけできる
2.維持ではなく改善を目標にリハビリを実施
3.脳卒中をはじめとした疾患に詳しい療法士が担当になる
デメリット
1.自費で行うため保険と比べると高い
2.専門性が高いため対象疾患が少ない場合がある(脳卒中の後遺症専門など)
3.理学療法士や作業療法士の資格保有者以外の人が訪問をしているケースもある
自費の訪問リハビリは改善を目指すため、維持では物足りない人に適したサービスです。
現在では保険のリハビリで不足している部分を補って利用されている人が多いです。
自費リハビリを利用する時は、リハビリの頻度や時間をどれくらい増やしたいのかをイメージして金額を考慮することが大切です。
近い未来介護保険でのリハビリではなくリハビリは自費リハビリのみを行う人が増えてくると予想しています。
維持期でも改善するデータが増えてくるため、改善を目指すことが当たり前になってくるためです。
こんな人は自費リハビリがおすすめ!
1. 改善したい!
2.リハビリを集中的に行いたい!
3.専門的なリハビリを受けて効果を出したい!
特に3番はプラシムの訪問リハビリがおすすめです。
リハビリは質と量両方大切です。
1度自費リハビリのご利用をご検討されてみてはいかがでしょうか。
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