自主リハビリはとても大切

回復期では1日2〜3時間のリハビリを毎日行いますが、回復期病院を退院した後は週に1〜2時間の介護保険でのリハビリへと量が激減します。
脳卒中の後遺症は回復期病院に入院中のリハビリだけでは十分な改善は難しく、ご自宅や施設へと退院した後もリハビリが必要な人が多くいらっしゃいます。
また大腿骨頚部骨折などの骨折でも歩きにくさや痛みが残ってしまう方も多くいらっしゃいます。

そのため回復期病院を退院した後もたくさんリハビリしたい!と思いますが…実は保険制度ではそれが難しいのが現状です。
つまり理学療法士や作業療法士とリハビリができる時間は限られてしまい、頑張ってリハビリしても次回のリハビリまで時間が空いてしまい効果が持続しません。
そこで重要になるのが【自主リハビリ】です。

【自主トレ】ではなく【自主リハビリ】

一般的に自分で取り組む練習は【自主トレ】と表現することが多いですが、プラシムでは【自主リハビリ】と呼んでいます。
自主トレは「何かを鍛える」イメージが浮かびやすいですが、自主リハビリと聞くと少し違うイメージになると思います。
プラシムでは「自主リハビリで改善できる」を大切にメニューを考えてお出ししています。
実際にご利用者様とリハビリをしている中で自主リハビリに取り組んでいただくと、リハビリとリハビリの間で改善している方がいらっしゃり自主リハビリの重要性を実感しています。

退院後のリハビリ

回復期病院に入院中と退院後では環境が大きく変わります。
そのため環境に強く影響を受けるリハビリでは効果が見られにくいなどの問題が生じます。

では実際にはどんな問題があるのでしょうか?

生活期リハビリの問題点

1. 生活で行っている動作に癖がついてしまいなかなか抜けない
2.リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

詳細と解決策をご説明していきます。

1、生活で行っている動作に癖がついてしまいなかなか抜けない

回復期病院を退院すると入浴やトイレなど生活動作を自分で行う必要があります。
病院では段差がなく十分な広さがあり看護師がいてくれるなど環境が整っているため安心して行えますが、退院してまもなくは慣れていないこともあり緊張したりと自己流でのやり方になってしまいます。

この点は仕方がないことですが、自己流でのやり方がリハビリの効果を下げてしまうケースが見られます。

人は動くことで運動を学習していきます。
慣れもその1つで、初めて行う動きは最初は意識して行いますが徐々に無意識で行えるようになります。
つまり、行う頻度が高ければ高いほど学習が進み、無意識で行えるようになります。
日常生活で行う動作(トイレや食事、入浴など)は毎日行うためどんどんやり方が染み付いていきます。
この染み付いたやり方をリハビリで改善する時には生活期ならでは難しさが生じます。

解決方法

まずはリハビリの中で自分の生活動作に【どんな癖が付いているのか】を知ることからスタートします。
・歩いている時に足が力んでいる
・食事の時に体幹が傾いている
・立つ時に体重が片方に片寄っている

このような癖は自分だけでは気付くことが難しくリハビリの中で知っていく必要があります。
その癖の治し方をリハビリで学習し自主リハビリで継続して練習することに加えて、日常生活内で気を付けるポイントを教えてもらうことで生活期でも改善していけます。

ここで重要なのがリハビリの内容です。
リハビリの内容と自主リハビリの内容がつながっていることはもちろんですが、改善に必要なポイントを分かりやすく説明してくれることも大切です。

2、リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

1でも書いた通り、動作を学習するためには回数が重要です。
繰り返し正しい動作を行うことで、学習が進んでいきます。
ですが生活期では毎日リハビリを行えることが少なく、リハビリで感じた効果が長続きしないことがほとんどで前回のリハビリの効果がなくなっている感じです。

解決方法

ここで重要なのが自主リハビリです。
リハビリの中で自主リハビリの【重要なポイント】を1つ覚えておいて、1人で行うときに思い出しながら自主トレを行います。また、自主リハビリは日常生活に取り入れられるものがベストです。1日中リハビリのことを考えているのは無理ですし、自主トレの時間をわざわざ作るのも長続きしません。なので、「トイレの時」「夜寝る時」「食事の時」など、1日の中で限られたタイミングで必ず毎日行うことと組み合わせると良いです。

自主リハビリはプラシムの強み

生活期での改善にはリハビリを継続することが大切です。
その時に自主リハビリはリハビリの量が少ない生活期で大きな意味を持ちます。
リハビリで覚えたことを自分のものにするために、ぜひ自主リハビリを行なってみてください!
プラシムでは今のお身体の状態に適切な自主リハビリをお教えすることで、リハビリ効果の最大化を目指しています。
自主トレから自主リハビリへ。ぜひ1度後体験ください。

お問い合わせ

プラシム 総合お問い合わせ窓口

プラシムについてのバナー
>  

  

まずはご相談ください

リハビリに関するご予約・お問い合わせはこちら



電話

0120-77-2646



受付時間

9:00〜18:00

(土日も受付可)

CTR IMG