自主リハビリはとても大切

回復期で1日2〜3時間のリハビリを行なってきて、退院した後は週に1〜2時間へとリハビリの時間は激減します。脳卒中の後遺症はもちろんのこと、大腿骨をはじめとする骨折でも痛みが残った状態で退院することも多く、自宅や施設へと退院した後もリハビリが必要な人が多くいらっしゃいます。
ですが、理学療法士や作業療法士とリハビリができる時間は限られており、リハビリとリハビリの間が空いてしまい元に戻ってしまうことが多いです。特に、入院中とは違い退院した後の生活期では実際に生活をしながらリハビリを行なっていくため、いくつかの問題が生じてきます。
では、実際にどんな問題が生じてくるのでしょうか。解決方法も合わせてご紹介していきます。自主トレがミソなんです。

生活期リハビリの問題点と解決方法

まずは問題点を挙げていきます。

生活期リハビリの問題点

1.生活を送っている中で、今まで癖が抜けずリハビリの効果が反映されにくい
2.リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

1つずつの詳細と解決策をご紹介していきます。

1 生活を送っている中で、今までの癖が抜けずリハビリの効果が反映されにくい

人は動くことで運動を学習していきます。慣れもその1つで、初めて行う動きは最初は意識して行いますが徐々に無意識で行えるようになります。つまり、行う頻度が高ければ高いほど学習が進み、無意識で行えるようになります。
生活期で【歩きをよくしたい】【両足で立ち上がれるようになりたい】と目標を立ててリハビリをしているとします。生活期なので、生活を送る中で毎日歩いたり立ち上がったりしているため、「自分なりのやり方」が癖付いていたり、すでに無意識で行なっていることがほとんどです。これは、上で説明した通り学習によって染み付いているため、なかなか変えることができません。つまり、リハビリの効果が出にくい部分になってきます。

解決方法

まずは歩行や立ち上がりの中で、自分が気づかない【どんな癖が付いているのか】を知る必要があります。歩きやすく・立ちやすくなど、今よりも動作をやりやすくするためには癖をなおしていかなければなりません。これは、自分1人で気付くのは非常に難しいため、理学療法士などの専門家にみてもらい教えてもらうことをおすすめします。その上で、自分で体感して【確かに】と納得することが大切です。

2 リハビリとリハビリの間が空いてしまい、効果が持続しない

1でも書いた通り、動作を学習するためには回数が重要です。繰り返し正しい動作を行うことで、学習が進んでいきます。ですが、生活期では毎日リハビリを行えることが少なく、リハビリで感じた効果が長続きしないことがほとんどです。前回のリハビリの効果がなくなっている感じです。

解決方法

ここで重要なのが自主リハビリです。
リハビリの中で自主リハビリの【重要なポイント】を1つ覚えておいて、1人で行うときに思い出しながら自主トレを行います。また、自主リハビリは日常生活に取り入れられるものがベストです。1日中リハビリのことを考えているのは無理ですし、自主トレの時間をわざわざ作るのも長続きしません。なので、「トイレの時」「夜寝る時」「食事の時」など、1日の中で限られたタイミングで必ず毎日行うことと組み合わせると良いです。

いかがでしたでしょうか。自主リハビリはリハビリの時間が短い生活期でこそ大切です。リハビリで覚えたことを自分のものにするために、ぜひ自主リハビリを行なってみてください!
Plusimでは、今のお身体の状態に適切な自主リハビリをお教えすることで、リハビリ効果の最大化を目指しています。ぜひ1度後体験ください。

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